2006年7月29日

10時から13時半まで、衆議院内閣委員会のドイツ視察団と在ミュンヘン日本総領事館の招きで、ドイツの過去との対決と、エネルギー問題について、ミニ講演と討論・懇談会を行いました。場所はHotel Vierjahreszeiten。出席されたのは自民党の山本拓・副幹事長、民主党の大島敦議員(大学のドイツ語研究会の先輩です)、自民党の遠藤宣彦議員、民主党の黄川田徹議員ほかの皆さんです。在ミュンヘン日本総領事館の、丸山茂治総領事も出席されました。

興味深い質問がいろいろ出て、時間があっという間に過ぎてしまいました。中国や北朝鮮情勢についていろいろお話を伺うことができたのは、私にとっては良い機会でした。

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イスラエル政府の法務大臣が「ローマ会議はイスラエルのレバノン攻撃を事実上容認するもの」と発言したことに、親イスラエルの米国政府もさすがに激怒。国務省のスポークスマンがイスラエルを批判する異例の声明を出しました。ヒズボラは、ついにハイファよりも南の地域に届くミサイルを発射。イスラエルもテルアビブ周辺に、迎撃用のパトリオット・地対空ミサイルを配置し、緊張度がますますエスカレートしています。

ライス国務長官が再び中東地域に戻ったことは、このままレバノンの民間人に死者が増えた場合、イスラエルを支援するブッシュ政権の信用性にまで影が落ちることに、米国政府部内で問題視する向きが出ていることを意味しているのでしょう。

レバノン紛争で停戦が実現しても、ヒズボラは世界各地でイスラエル人を狙ったテロを実行する危険があります。